rhizome:扶桑略記
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成立は記事の最後の条から、堀河天皇の時代、嘉保元年三月以降。 | 成立は記事の最後の条から、堀河天皇の時代、嘉保元年三月以降。 | ||
- | 神武天皇から堀河天皇までの漢文で書かれた[[編年体]]の歴史書で、仏教、寺院 | + | 神武天皇から堀河天皇までの漢文で書かれた[[編年体]]の歴史書で、仏教、寺院の記載に重点が置かれている。 |
- | の記載に重点が置かれている。 | + | |
- | その素材は、[[六国史]]などの諸記録の他、[[僧伝]]、[[縁起]]、[[説話]]及 | + | その素材は、[[六国史]]などの諸記録の他、[[僧伝]]、[[縁起]]、[[説話]]及んでいる。したがって、歴史書としての価値はそれほど高くはないが、各条の出典を明記してあるところがみられること、ところどころ皇円の意見が書かれていること、日本だけでなくインド、中国のできごとを併記してあることなどが特徴である。 |
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- | したがって、歴史書としての価値はそれほど高くはないが、各条の出典を明記 | + | |
- | してあるところがみられること、ところどころ皇円の意見が書かれていること、 | + | |
- | 日本だけでなくインド、中国のできごとを併記してあることなどが特徴である。 | + | |
【校本】 | 【校本】 |
rhizome/扶桑略記.txt · 最終更新: 2014/03/18 17:02 by Satoshi Nakagawa