rhizome:凡河内躬恒
凡河内躬恒
おうしこうちのみつね
概要
生没年不詳。勅撰作者部類によると、凡河内褜利の子とあるが定かではない。
紀貫之と並び称される歌人で、古今和歌集選者の一人。三十六歌仙の一人。
寛平六年(896)二月、甲斐少目に任ぜられ、延喜七年(907)正月、丹波権大目、延喜十一年(911)正月、和泉権掾、延喜二十一年(921)正月、淡路権掾を歴任する。
躬恒の名が最初に出てくるのは『是貞親王家歌合』で、その後『寛平御時后宮歌合』『后宮胤子歌合』『亭子院女郎花合』などに見られる。
延喜五年(905)四月、紀貫之、紀友則、壬生忠岑らとともに選者となった。
古今和歌集初出。
伝説
電子テキスト
- 『躬恒集』
- 凡河内躬恒:千人万首
参考文献
rhizome/凡河内躬恒.txt · 最終更新: 2014/04/07 03:36 by Satoshi Nakagawa