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rhizome:俳諧

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rhizome:俳諧 [2014/03/16 04:39] – 外部編集 127.0.0.1rhizome:俳諧 [2014/03/18 13:47] (現在) – [定義] Satoshi Nakagawa
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 [[連歌]]から発生した、日本の[[韻文]]のジャンルの一つ。連歌よりも卑俗、滑稽味があるという意味をもつ。 [[連歌]]から発生した、日本の[[韻文]]のジャンルの一つ。連歌よりも卑俗、滑稽味があるという意味をもつ。
  
-連歌同様、長句(五・七・五)と短句(七・七)を付け連ねていく形式で、最初の長句を&ruby(発句,ほっく)という。+連歌同様、長句(五・七・五)と短句(七・七)を付け連ねていく形式で、最初の長句を発句(ほっく)という。
  
 発句を独立して詠むことは、[[江戸時代]]から行われていたが、明治になってこれを俳句と呼び、連ねたものを連句と呼ぶようになった。したがって、一般に俳諧と言った場合は、連句と発句の総称である。 発句を独立して詠むことは、[[江戸時代]]から行われていたが、明治になってこれを俳句と呼び、連ねたものを連句と呼ぶようになった。したがって、一般に俳諧と言った場合は、連句と発句の総称である。
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 ===== 作法 ===== ===== 作法 =====
  
-連句の場合、一句目の長句を発句といい、二句目の短句を&ruby(,わき)、三句目の長句を&ruby(第三,だいさん)、最後の短句を&ruby(挙句,あげく)といい、それ以外を&ruby(平句,ひらく)という。+連句の場合、一句目の長句を発句といい、二句目の短句を脇(わき)、三句目の長句を第三(だいさん)、最後の短句を挙句(あげく)といい、それ以外を平句(ひらく)という。
  
 発句には[[季語]]があり、[[切字]]を用いる。脇は発句と同じ季節を詠み、第三で発句・脇の世界から離れ変化する。 発句には[[季語]]があり、[[切字]]を用いる。脇は発句と同じ季節を詠み、第三で発句・脇の世界から離れ変化する。
rhizome/俳諧.txt · 最終更新: 2014/03/18 13:47 by Satoshi Nakagawa