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- 巻24第16話 安倍晴明随忠行習道語 第十六 @text:k_konjaku
- 今昔物語集 ====== 巻24第16話 安倍晴明随忠行習道語 第十六 ====== 今昔、天文博士安倍晴明と云ふ陰陽師有けり。古にも恥ぢず止事無りける者也。幼の時、賀茂忠行と云ける陰陽師に随て、昼夜に此の道を習けるに、聊も心元無き事無かりける。 而るに、晴明若かりける時、師の忠行が下渡に夜行(よあるき)に行けるに、歩にして車の後に行ける。忠行、車の内にして
- 攷証今昔物語集(本文) @text:k_konjaku
- ====== 攷証今昔物語集(本文) ====== {searchform ns=text:k_konjaku} ===== 凡例 ===== * この電子テキストは芳賀矢一校訂『攷証今昔物語集』(冨山房・大正10年4月)の本文部分を電子化したものです。 * [[k_konjaku_han... log.livedoor.jp/yatanavi/archives/53300597.html|攷証今昔物語集について]] * 底本の旧字体は新字体に改めました。 * 底本の空格(欠字)は字数分の□に改... * 返り点がある場所は書き下しにしました。 * 底本のルビは括弧内に入れました。 * 『攷証今昔物語集』のテキスト画像は[[http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult
- 巻19第24話 代師入太山府君祭都状語 第廿四 @text:k_konjaku
- 今昔物語集 ====== 巻19第24話 代師入太山府君祭都状語 第廿四 ====== 今昔、□□((底本頭注「昔ノ下智興トアリ」))と云ふ人有けり。□□□((底本頭注「有ケリノ下三井寺トアルベシ」))の僧也... 重く成ぬれば、止事無き弟子共有て、歎き悲て、旁に祈祷すと云へども、更に其の験無し。 而る間、安倍の晴明((安倍晴明))と云ふ陰陽師有けり。道に付ては止事無かりける者也。然れば、公け私、此れを用たりける。 而るに、其の晴明を呼て、太山府君の祭と云ふ事を令(せしめ)て、此の病を助て、命を存むと為るに、晴明、来て云く、「此の
- 巻5 14 御四十九日も近くなりぬればまた都に帰り上りつつ・・・ @text:towazu
- 内供が限りの病(やまひ)には、証空阿闍梨といひけるが、「受法恩重し。数ならぬ身なりとも」と言ひつつ、晴明((安倍晴明))祀り代へられければ、明王、命に代はりて、「なんぢは師に代はる。われは行者に代はらん」とて、智興も病やみ、証空も命延びけるに(([[:text:k_konjaku:k_konjaku19-24|『今昔物語集』19-24]]・[[:text:hosshinju:h_hosshinju6-01|『発心集』6-
- 巻24第19話 播磨国陰陽師智徳法師語 第十九 @text:k_konjaku
- 今昔物語集 ====== 巻24第19話 播磨国陰陽師智徳法師語 第十九 ====== 今昔、播磨国□□の郡に、陰陽師を為る法師有けり。名をば智徳と云けり。年来其の国に住て此の道をして有けるに、其の法師は糸只... 此れ偏に智徳が陰陽の術を以て海賊を謀(たばか)り寄せたる也。然れば、智徳極て怖しき奴にて有けるに、晴明((安倍晴明。[[k_konjaku24-16|24-16]]参照。))に会てぞ、識神を隠されたりける。然れども、其れは其の法を知らねば弊(あし)からず。 此る者、播磨国に有けりとなむ語り伝へたるとや。