醒睡笑 巻8 頓作
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東の野州常縁(つねより)1)の前に宗祇ゐ給ひしを、「いくつにならるるぞや」と尋ね給へば、とりあへず、「入道は六十三にまかりなる」と申されし時に、野州、
しちく2)の竹のよはひ長さよ
一 東の野州常縁の前に宗祇ゐたまひしを いくつにならるるぞやと尋給へばとりあへず 入道は六十三にまかりなると申されし時に/n8-27r
野州 紫竹の竹のよはひながさよ/n8-27l