醒睡笑 巻6 推はちがうた
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京より北国へ嫁入りしたる女房のありつるが1)、いかにも心こはき夫に添ひかねて、母儀の方への便りに、
うちたのむ人の心のあらち山越路(こしぢ)くやしき旅にもあるかな
一 京より北国へよめいりしたる女房給りつるか いかにも心こはき夫にそひかねて母義のかたへの/n6-47l
たよりに 打たのむ人の心のあらち山 越路くやしき旅にもあるかな/n6-48r