醒睡笑 巻4 唯あり
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客を得て、食(めし)の用意をしけるに、亭主走り参り「たまさかの来臨(らいりん)なるに、いかなる珍しき物もがな」と言ふ。七つ八つなる子ありて、「父(とと)、父、納戸(なんど)に鳩がたんとあれば」。
一 客をえて食(めし)の用意をしけるに亭主 はしりまいりたまさかの来臨(らいりん)なるにいか なるめつらしき物もかなといふ七つ八つなる 子ありてととととなんとに鳩かたんとあれは/n4-62l