一言芳談抄 巻之上
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又云はく1)、煩悩の薄く厚きをもかへり見ず、罪障(ざいしやう)の軽(かろ)き重きをも沙汰せず、ただ口に南無阿弥陀仏と唱へて、声につきて、決定(けつぢやう)往生をなすべし」。
又云。煩悩(ぼんなふ)のうすくあつきをもかへり見ず。罪障(ざいじやう)のかろ きおもきをもさたせず。ただ口(くち)に南無あみた仏と となへて。声(こゑ)につきて。決定(けつぢやう)往生(じやう)をなすべし。又つね/ndl1-8r
https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/8