[[index.html|醒睡笑]] 巻8 頓作 ====== 29 翠竹院道三のもとへ脇差を持ち来たりて売らんといふ時・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho8-028|<>]] 翠竹院(すゐちくゐん)道三((曲直瀬道三))のもとへ、脇差を持ち来たりて売らんといふ時、「この値寸(ねすん)((値段と寸法の略。))は、いかほどぞ」とありしに、売主、「三百八寸((値段は三百、大きさが一尺八寸の略。))と返答せしも。 [[n_sesuisho8-028|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 翠竹院(すいちくいん)道三のもとへ脇指(わきさし)を持来りてうらん   といふ時此ねすんはいかほとそとありしに売(うり)/n8-13l   主(ぬし)三百八寸と返答せしも/n8-14r