[[index.html|醒睡笑]] 巻7 舞
====== 19 堀河夜討を舞ふ時判官殿と言ふを聞きてそのまま泣く者あり・・・ ======
===== 校訂本文 =====
[[n_sesuisho7-125|<>]]
堀河夜討を舞ふ時、「判官殿(はうぐわんどの)((源義経))」と言ふを聞きて、そのまま泣く者あり。「何のあはれさに泣くや」と問はれ、「そのこと候ふよ。高館(たかだち)((舞の本「高館」))かと思うて泣いた」と。
[[n_sesuisho7-125|<>]]
===== 翻刻 =====
一 堀河夜討(ほりかはようち)をまふ時判官(ほうくはん)殿といふを聞て
其ままなくものありなんのあはれさに
なくやととはれ其事候よ高館(たち)かとおもふ
てないたと/n7-59r