[[index.html|醒睡笑]] 巻6 推はちがうた
====== 14 京より北国へ嫁入りしたる女房のありつるが・・・ ======
===== 校訂本文 =====
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京より北国へ嫁入りしたる女房のありつるが((「ありつるが」は底本「給りつるか」。諸本により訂正。))、いかにも心こはき夫に添ひかねて、母儀の方への便りに、
うちたのむ人の心のあらち山越路(こしぢ)くやしき旅にもあるかな
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===== 翻刻 =====
一 京より北国へよめいりしたる女房給りつるか
いかにも心こはき夫にそひかねて母義のかたへの/n6-47l
たよりに
打たのむ人の心のあらち山
越路くやしき旅にもあるかな/n6-48r