[[index.html|醒睡笑]] 巻1 謂へば謂はるる物の由来
====== 10　急がば廻れといふことはものごとにあるべき遠慮なり・・・ ======

===== 校訂本文 =====
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「急がば廻れ」といふことは、ものごとにあるべき遠慮なり。

宗長の詠める

　　武士(もののふ)のやばせの船は早くとも急がば廻れ瀬田の長橋(ながはし)

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===== 翻刻 =====

  一　いそがばまはれといふことは物ことにあるへき
  　　遠慮也宗長のよめる
  　　　武士のやはせのふねははやくとも
  　　　いそかはまはれせたのなかはし／n1-8l