[[index.html|古今著聞集]] 偸盗第十九
====== 445 花山院の粟田口殿の山の蕨をあまりに人の盗みければ・・・ ======
===== 校訂本文 =====
花山院の粟田口殿の山の蕨(わらび)を、あまりに人の盗みければ、山守((「山守」は底本「こもり」。諸本及び歌により訂正。))縁浄法師詠み侍りける、
山守のひましなければかぎわらび盗人にこそ今はまかすれ((「今はまかすれ」は底本「とはまるすれ」。諸本により訂正。))
===== 翻刻 =====
花山院の粟田口殿の山の蕨をあまりに人のぬす
みけれはこもり縁浄法師よみ侍ける
山守のひましなけれはかきわらひぬす人にこそとはまるすれ/s347l
http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/347