[[index.html|古今著聞集]] 管絃歌舞第七 ====== 235 同じき六年常寧殿にて三月尽の宴ありけり・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== 同じき((延長。[[s_chomonju234|234]]参照。))六年、常寧殿にて、三月尽の宴ありけり。右大臣(定方)((藤原定方))・按察使大納言((藤原仲平))・左衛門督(伊望)((平伊望))・中宮大夫((藤原扶幹))参り給ひたり。楽所には、笙四人・篳篥(ひちりき)一人・唱歌(しやうが)の者数人などありける。 また、必ず絃をととのへねども、吹物一両にても、かやうのことありけるこそ。 ===== 翻刻 ===== 同六年常寧殿にて三月尽宴ありけり右大臣(定方) 按察使大納言左衛門督(伊望)中宮大夫まいり給たり楽所/s160r には笙四人篳篥一人唱哥の物数人なと有ける又 かならす絃をととのへねとも吹物一両にてもかやうの事 ありけるこそ/s160l http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/160