====== 連歌 ====== れんが ===== 概要 ===== 詩歌の形態の一つ。一般的には[[和歌]]には含めない。 [[中世]]の[[連歌師]]の間では、『[[日本書紀]]』(25、26番)にある、[[日本武尊]]と火ともし人との[[片歌]]の唱和「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」「&ruby(日々,かが)並べて 夜には九夜 日には十日を」を連歌の起源とし、「筑波の道」とも言われたが、[[短歌]]による連歌形式の最も古い例は『[[万葉集]]』巻八()の、尼と[[大伴家持]]の唱和である。 これを短連歌といい、『[[金葉和歌集]]』には「連歌」の部があり、『[[俊頼髄脳]]』には最初の[[連歌論]]が説かれる。 [[院政期]]ごろ、長句・短句・長句・・・と続ける長連歌が生まれ、[[鎌倉時代]]以降、百句からなる百韻が基本形式となり、[[賦物]]が設けられ、式目が制定された。 数人で詠むのが普通だが、一人で詠む独吟、二人の両吟、三人の三吟もある。 ===== 作品 ===== ==== 連歌集 ==== * [[菟玖波集]] * [[新撰菟玖波集]] ==== 連歌論 ====