====== 東歌 ====== あずまうた ===== 定義 ===== [[東国]]の[[和歌]]の意味で、狭義には『[[万葉集]]』巻十四所収の[[短歌]]230首を指すが、広義には『[[古今和歌集]]』巻20所収の13首も含める。 *万葉集の東歌 国名が分かっている勘国歌と分からない未勘国歌に分けられ、さらに雑歌・相聞歌・譬喩歌などに分けられている。 「東」の範囲は、[[遠江]]以東の[[東海道]]諸国と[[信濃国]]以東の[[東山道]]諸国である。作者・作歌年代はほとんど不明で、大部分が東国での民謡であると考えられる。 * http://etext.lib.virginia.edu/japanese/manyoshu/Man14Yo.html ===== 古今和歌集の東歌 ===== [[陸奥]]歌7首、[[相模]]歌1首、[[常陸]]歌2首、[[甲斐]]歌2首・[[伊勢]]歌1首の13首。伊勢以東の東国の民謡である。 {{tag>奈良時代 用語 和歌 万葉集 古今和歌集 ジャンル}}