====== 七十一番職人歌合 ====== しちじゅういちばんしょくにんうたあわせ ===== 解説 ===== [[室町時代]]に成立した最大の[[職人歌合]]。 142の職種からなる職人に仮託して、月、恋を歌題にして左右に分かれて歌を競う[[歌合]]形式。 内容は詠歌・判詞・職人の絵・職人のセリフからなっており、とくに、画中詞とよばれるセリフは他の職人歌合にはないもので、当時の職人を知る上での貴重な資料となっている。 |一番左|番匠|ばんじやう| |一番右|鍛冶|かぢ| |二番左|壁塗|かべぬり| |二番右|檜皮葺|ひはだぶき| |三番左|研|とぎ| |三番右|塗士|ぬし| |四番左|紺掻|こうかき| |四番右|機織|はたおり| |五番左|檜物師|ひものし| |五番右|車作|くるまづくり| |六番左|鍋売|なべうり| |六番右|酒作|さかづくり| |七番左|油売|あぶらうり| |七番右|餅売|もちうり| |八番左|筆結|ふでゆひ| |八番右|筵打|むしろうち| |九番左|炭焼|すみやき| |九番右|小原女|おはらめ| |十番左|馬買はふ|むまかはふ| |十番右|皮買はふ|かはかはふ| |十一番左|山人|やまびと| |十一番右|浦人|うらびと| |十二番左|木伐|きこり| |十二番右|草刈|くさかり| |十三番左|烏帽子折|えぼしをり| |十三番右|扇売|あふぎうり| |十四番左|帯売|おびうり| |十四番右|白物売|しろいものうり| |十五番左|蛤売|はまぐりうり| |十五番右|魚売|いをうり| |十六番左|弓作|ゆみつくり| |十六番右|弦売|つるうり| |十七番左|挽入売|ひきいれうり| |十七番右|土器造|かはらけつくり| |十八番左|饅頭売|まむぢううり| |十八番右|法論味噌売|ほうろみそうり| |十九番左|紙漉|かみすき| |十九番右|賽磨|さいすり| |二十番左|鎧細工|よろひざいく| |二十番右|轆轤師|ろくろし| |二十一番左|草履作|ざうりつくり| |二十一番右|硫磺箒売|ゆわうははきうり| |二十二番左|傘張|かさはり| |二十二番右|足駄作|あしだづくり| |二十三番左|翠簾屋|みすや| |二十三番右|唐紙師|からかみし| |二十四番左|一服一銭|いつぷくいつせん| |二十四番右|煎じ物売|せんじものうり| |二十五番左|琵琶法師|びはほふし| |二十五番右|女盲|をんなめくら| |二十六番左|仏師|ぶつし| |二十六番右|経師|きゃうじ| |二十七番左|蒔絵士|まきゑし| |二十七番右|貝磨|かひすり| |二十八番左|絵師|ゑし| |二十八番右|冠師|かぶりし| |二十九番左|鞠括|まりくくり| |二十九番右|沓造|くつつくり| |三十番左|立君|たちぎみ| |三十番右|図子君|づしぎみ| |三十一番左|銀細工|しろかねざいく| |三十一番右|薄打|はくうち| |三十二番左|針磨|はりすり| |三十二番右|念珠挽|ずずひき| |三十三番左|紅粉解|べにとき| |三十三番右|鏡磨|かがみとぎ| |三十四番左|医師|くすし| |三十四番右|陰陽師|おんやうじ| |三十五番左|米売|こめうり| |三十五番右|豆売|まめうり| |三十六番左|いたか|いたか| |三十六番右|穢多|ゑた| |三十七番左|豆腐売|とうふうり| |三十七番右|索麺売|さうめんうり| |三十八番左|塩売|しほうり| |三十八番右|麹売|かうじうり| |三十九番左|玉磨|たますり| |三十九番右|硯士|すずりし| |四十番左|灯心売|とうじみうり| |四十番右|葱売|ひともじうり| |四十一番左|牙儈|すあひ| |四十一番右|蔵回|くらまはり| |四十二番左|筏士|いかだし| |四十二番右|櫛挽|くしひき| |四十三番左|枕売|まくらうり| |四十三番右|畳刺|たたみさし| |四十四番左|瓦焼|かはらやき| |四十四番右|笠縫|かさぬひ| |四十五番左|鞘巻切|さやまききり| |四十五番右|鞍細工|くらざいく| |四十六番左|暮露|ぼろ| |四十六番右|通事|つうじ| |四十七番左|文者|ぶんじゃ| |四十七番右|弓取|ゆみとり| |四十八番左|白拍子|しらびやうし| |四十八番右|曲舞々|くせまひまひ| |四十九番左|放下|はうか| |四十九番右|鉢扣|はちたたき| |五十番左|田楽|でんがく| |五十番右|猿楽|さるがく| |五十一番左|縫物師|ぬひものし| |五十一番右|組師|くみし| |五十二番左|摺師|すりし| |五十二番右|畳紙売|たたうがみうり| |五十三番左|葛籠造|つづらづくり| |五十三番右|皮籠造|かはごづくり| |五十四番左|矢細工|やざいく| |五十四番右|箙細工|えびらざいく| |五十五番左|蟇目刳|ひきめくり| |五十五番右|行縢造|むかばきづくり| |五十六番左|金掘|こがねほり| |五十六番右|汞掘|みづかねほり| |五十七番左|庖丁師|はうちやうし| |五十七番右|調菜|てうさい| |五十八番左|白布売|しろぬのうり| |五十八番右|直垂売|ひたたれうり| |五十九番左|苧売|をうり| |五十九番右|綿売|わたうり| |六十番左|薫物売|たきものうり| |六十番右|薬売|くすりうり| |六十一番左|山伏|やまぶし| |六十一番右|持者|じしゃ| |六十二番左|禰宜|ねぎ| |六十二番右|巫|かんなぎ| |六十三番左|競馬組|けいばぐみ| |六十三番右|相撲取|すまふとり| |六十四番左|禅宗|ぜんしゆう| |六十四番右|律家|りつけ| |六十五番左|念仏宗|ねんぶつしゆう| |六十五番右|法花宗|ほつけしゆう| |六十六番左|連歌師|れんがし| |六十六番右|早歌謡|さうかうたひ| |六十七番左|比丘尼|びくに| |六十七番右|尼衆|にしう| |六十八番左|山法師|やまほふし| |六十八番右|奈良法師|ならほふし| |六十九番左|華厳宗|けごんしゆう| |六十九番右|倶舎衆|くしゃじう| |七十番左|楽人|がくにん| |七十番右|舞人|まひびと| |七十一番左|酢造|すつくり| |七十一番右|心太売|こころぶとうり| {{tag>室町時代 和歌 歌合}}